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国家資格について

1)ドローンの国家資格とは?

ドローンの国家資格(無人航空機操縦者技能証明制度)とは、航空法の規制となる空域や特定の飛行方法を行う場合に必要な知識や能力に関する試験を実施し、その技能を証明する制度です。

また、この資格には一等資格二等資格の2つの区分があります。

・一等資格はレベル4飛行(有人地帯における第三者の上空を飛ばすこと)が可能となります。
・二等資格はレベル3までの無人地帯における目視外飛行までが可能となります。

国家資格には基本と限定変更(目視内・昼間)というものがあり、限定変更というのはオプションコースのようなもので、該当する飛行方法の追加講習を受けて試験をクリアすることで飛行させることができます。

2)実地講習

実地講習では、実際にドローンを操縦して技術の習得を目指します。
講習時間については以下のようになっています。

初学者:一等資格 基本(限定変更なし):50時間以上
   :二等資格 基本(限定変更なし):10時間以上

経験者:一等資格 基本(限定変更なし):10時間以上
   :二等資格 基本(限定変更なし):2時間以上

3)学科講習

学科講習ではドローンについての知識や法律関係について学びます。
オンラインでの講習も可能で、スクールに通わなくても自宅で受講可能となっています。
講習時間については以下のようになっています。

初学者:一等資格 / 18時間以上
    二等資格 / 10時間以上
経験者:一等資格 / 9時間以上
   :二等資格 / 4時間以上

4)試験内容

1、実地試験
実地試験では操縦技術や点検・記録などドローンを安全に運用するための技能や知識について確認します。
しかし、この試験は学科試験を合格しないと受けられないので注意しましょう。

採点については、100点の持ち点からの減点式となっていて、以下のような持ち点を試験終了時確保した受験者が合格となります。
一等資格:100点満点中80点以上
二等資格:100点満点中70点以上

2、学科試験
学科試験は、漢字検定や英語検定などにも使用されているCBT(コンピュータを使った試験方式)で行われ選択式の問題となっています。

問題形式は3つの選択肢の中から一つを選んで答える方式で、問題数は以下のようになっています。
一等資格:70問
二等資格:50問

合格基準は以下の通りです。
一等資格:90%以上の正答率
二等資格:80%以上の正答率

3、身体検査

身体検査では、視力、色覚、聴力、運動能力等について身体基準を満たしているか確認を行います。身体検査は以下の内いずれかの方法で受検ができます。
・有効な公的証明書の提出
・医療機関の診断書の提出
・指定試験期間の身体検査受検

また身体検査の受検方法は2種類あり、費用も異なります。
書類での受検:5,200円
会場での受験:19,900円

書類での受験とは、受験者が以下のいずれかの書類を提出することで書面にて身体検査を受検する方法です。
・自動車運転免許証(自動二輪免許、小型特殊免許及び原付免許を除く)
・指定航空身体検査医による航空身体検査証明書
・無人航空機操縦者技能証明書、医師の診断書(指定の様式あり)

会場での受検とは、受験者が指定試験機関が準備する会場で直接身体検査を受検する方法です。

ご不明点はドローンスクール下関へお問い合わせください。
TEL:0120-905-703
Mail:drone@xcm.jp